日本史&神話
姉に対する愚痴とか、私がダンナの悪口とか、噂話とかしてたわけではないのよ
日本史に詳しい兄への気軽な気持ちでの質問がそもそもの始まり。
その質問とは、「日本の初代天皇は誰か」。
ジャーン
だって、神武天皇は山○出版社の教科書の年表には掲載されていないのよね。実在したかどうかってこととか、天皇家の祖先神が天照大神だとか、どこからどこまでが神話で、どこからが実在の人物なのかがわからなくって・・・例えば高校の日本史の試験で「日本の初代天皇の名前を記せ」という問題が出たときに、誰を書いたらいいんだろうと思ったんです。
まあ、そこからスイッチの入った義兄の長い説明が入るのですが(色々思想的なことも入ってくるので具体的にはかけませんが)、よどみなくて説得力があって、とってもわかりやすい! ああいうのを聞かれてすぐに答えられるなんて、身内ながら尊敬。ま、身内とはいっても血は繋がってないからね~^^; 私とは違うんだな~。
そもそも、昨日イタリア語のレッスンに行ったのがきっかけ。
先生に日本の歴史を聞かれて、答えるのに四苦八苦。知ってることだけ大声でべらべらしゃべり、知らないことは口をつぐむ・・・みたいになってしまい、
じゃあ、これから二人で勉強しようってことになったのです。
先生もけっこう興味持ってくれたからよかった♪
これから時間かけて二人で日本の通史をイタリア語にしていく予定です。ちゃんとガイディング業務に活かせるようにしなくては!と思い、今朝から下の4冊の本と格闘中^^;
そういえば山○の教科書は、義兄いわく、まあ大人の事情で神話的なものをすべて排除しているとのこと。
それは戦後のやむを得ない対策だったのかもしれませんが、神話は日本を知るうえでは欠かせないものなので、日本人はどこかで勉強する必要はあるように感じます。
義兄も、日本の伝統技芸や神社などの理解がされにくくなると思うと。思想に結びつけていくものではなく、あくまで神話としての知識はあったほうが断然いいです。私もガイディングしながら、明治神宮では、たとえばしめ縄の説明で天の岩戸の話を、皇居では祖先神の話を、富士山ではコノハナサクヤヒメの話を、つまり、どこにいっても神様の話をからめて説明するんです。お相撲の説明だってそうですし。。。
こんなことガイドの勉強するまで知りませんでしたが・・・・^^;
ということで、引き続き頑張ります。
あ、なお、高校時代から後生大事に持っていた山○出版社の「詳説 日本史研究」(笠原一男著)には、神武天皇が実在したかどうかなど、教科書には掲載されていない事柄がかなり細かく載っていました。高校時代はほとんど読んだことがなかったけど(一応日本史選択^^;)、この年になって役に立つとはなかなか感慨深いです。だって幾たびの引っ越しに耐え抜いてここまでついてきてくれたからねー。遅ればせながらとても良い本だということがわかりました。とっといてよかった♪
by micol_126 | 2016-06-30 13:58 | 散策&下見&準備 | Comments(0)